沖縄には数え切れない程仕事や遊びで行った事が有るのに、300km離れた宮古島には今回が初めての訪問。ガイドブック的な知識だけでの、余り期待もせずに宮古の土を踏んだのです。滞在1日目は大型リゾートホテルで宿泊と海での遊び、まあーこんなものねと、南国の風の心地よさの中でまどろみました。
2日目、池間島でグラスボートで珊瑚礁を船長さんの名ガイドと海の美しさに大感動。
その夜は、Rennに宿泊。Rennのエントランスから建物を見ての夫婦二人から出た言葉は、OHhhhh-.
シンプルな造形の中に、宮古島の大自然の中に凛とした佇まいの建物はオーナーの意思が溢れているようでした。室内の様々な備品の一つ一つが細やかなおもてなしの気持ちの籠る品々ばかり、夕食はオーナー御夫婦の宮古の自然の恵みを最大限に生かした美味しい料理、そして心のこもった会話と接待。
食後テラスに出ると今の時期、九州では見かけない蛍と遭遇してビックリ。バックサウンドは波の音と楽しい会話と美しい日本語の響き。夜空には煌めく星と心地良い南国の頬撫でる風。心地よく眠りに着く事ができました。
ところが翌日の朝、天地を裂かんばかりの雷鳴と稲妻に起こされたのです。雲間から稲光が、海に吸い込まれる様に落ちて行く様子と雷鳴の余りにも激しい音に自然の美しさと神々しさに、私たちが忘れかけていた自然に対する畏敬の念と感銘を受けました。
宮古島をこよなく愛するオーナーのご家族が、自分達の身の丈にあった1日三組の宿泊者しかお迎えしないという志が、私たち夫婦にはとても清々しくも有り、次の機会に宮古島を訪れる時にはRennに泊まり、オーナーの趣味でもある釣りや近くの海でのシュノーケリングの手ほどきも受けてみたいと思っています。
CORVETTE さんからの口コミ(2008/09/05(Fri) 05:18)